H21.5.4中山道(塩尻-木曽町原野)中山道走破の目標を1年前に掲げてそのままになっていた。現在までは美濃の岐阜駅から木曽路原野駅までクリアされている。 今回は原野駅・塩尻駅の間を歴史を感じながら走り抜けよう! 当日は4:30分起床、高速道路はETC1000円の効果なのか混雑している。 途中のSAの駐車場は早朝なのに満車状態、伊那ICで降り木曽谷へトンネル越えし原野駅へ、原野駅7:51分塩尻行きの列車に乗り込んだ。 スタート地点塩尻駅 8:37分 まだ平均気温が低いのか林檎の花が咲いている。 中山道六十九次三十二番目の宿場町本山宿 家々には苗字の他に屋号の表札が掛けてあり、その昔を偲ばせる。 京都に向って深い谷が迫ります、江戸時代には尾張藩領の北端だったとか。 深い谷にも春がやって来ています。 眼下に流れる川は木祖駒ヶ岳を源流とする奈良井川ですが、北アルプス槍ヶ岳を源流とする梓川と合流し犀川となります、その後長野県内は千曲川、新潟県内は信濃川として日本海へ流れ出ます。 この水も長い旅に出掛けているんですね。 あちこちで写真を撮りのんびり走っていると、贄川の関所です。 杉皮の上に置石がある屋根、風から守るためでしょうか珍しいですね。 この神社は様々な神様が祀ってあります。津島神社・秋葉神社の他に道祖神。 道祖神は安曇野や松本に多い、お隣の塩尻にあっても不思議ではありません。 木曽平沢駅を通り抜け奈良井宿へと進みます。 走り始めて3時間、奈良井の宿で休憩です。 宿に入ってすぐにお神輿が出迎えてくれました。 GW中、古い家並みの美しい町のこんなお宿で泊まり風情を楽しみたいですね。 宿泊はできないため、通りのお店やさんに入り甘いものを注文します。 さくら湯とともに疲れを癒すには最高の栗が入ったぜんざいが出てきました。 通りでは花笠踊りもご披露されています。 奈良井の宿場町を後にしてこのランで最高地点鳥居トンネルに到達しました。 鳥居峠越えも選択できたのですが、疲れ気味だったためトンネル1.8kmの狭い歩道を走りました。 トンネルを潜り抜けると薮原です。薮原はやぶはらハーフマラソンでお馴染みの木曽川水系の味噌川ダムがあります。 源流の水は鳥居峠が分水嶺となってここからは伊勢湾へ旅をします。 徐々に木曽谷を降りていくと木曽義仲館の看板が見える。 途中の道端にはキケマンが 宮ノ越駅の近くに木曽義仲館があり見学。 木曽義仲とは旭大将軍とも言い一度は日本を平定しているそうだ。 出身は武蔵の国、幼い頃この地にやってきて幼少の頃を過ごしたそうだ。 写真の傍らの巴御前は受付係りの年配の男性に尋ねると奥さんではありませんパートナーですときっぱり。 もう少しでゴール、脇の道端にはニリンソウの群落が見える。 今日の中山道ランもこの駅で終了。14:45分 走った距離は38km。 よくぞお付き合いくださいました。 ありがとうございました。 |